話を聞いてもらうには、どうしたら良い?衝撃が走った【話】の話
衝撃が走った「話」の話
仕事繋がりで、あるオンラインセミナーに参加させて頂いた。内容は教え方についてのセミナーだった。
講師の方は流石、話が上手い。聞き取りやすい声とスピード、軽快な語り口、分かりやすい例え、面白話を交えた失敗談、興味深く話に聞き入ってしまった。そして、講師の方は言った。
【時間でスタートじゃない。話を聞いてもらって、はじめて勝負がスタートする】
【最後まで話を聞いてもらえるかどうかが勝負】
こちらが話しているだけで、相手が聞いているとは限らないのか…衝撃が走った。
話を聞いてもらえるのは、相手がメリットを感じた時?
家族や友人とは、長話や真剣な話ができる。仕事では、対お客様や対上司だと聞かざるを得ない。
でもそれ以外は?ただただ長話を聞きたいと思うだろうか。メリットがないと聞く気が起きないんじゃなかろうか。
私の思うメリットは、楽しい・嬉しい・面白い・癒される・元気になる・興味深い・学びがある・役に立つ・お得なこと・成長できる・気づきを得られる等々だと思う。
自分は相手にとって、メリットのある話をできているだろうか?相手に話を聞いてもらえているだろうか?考えさせられた。
短期なら話術を磨く、長期なら信頼関係を築く
相手がどのくらいの期間、関わる人なのか?それによって、戦法は変わる。
話術は…学んで、経験をして、失敗をして、活かしての繰り返し。
今は便利な世の中で、話術に関する本や動画が沢山ある。芸人さんを見ると、あのレベルは実践が難しく至難の業だけれども、とりあえず勉強にはなる。
信頼関係は…自分が誠実であれば、思いやりがあれば、後からついてくるもんだと思う。自分だったらどんな人と話したいか?どんな人の話を聞きたいか?理想、目標とする人を思い浮かべながら、日々誠実に過ごす。
あの人と話すと元気が出る、と思ってもらえることが目標
あの人と話したい、あの人の話を聞きたい、あの人に話を聞いてもらいたい。そんなことを思ってもらえたら、信頼関係が築けているのかもしれない。
私には、話すと元気をもらえる友人がいる。優しく思いやりがあり、太陽のように元気な人。しかし、その人にはその人の、私には私の持ち味がある。
私は私の持ち味を生かしながら、あの人と話すと元気がでる、また話をしたいと思ってもらえるような人になりたい。